桜と山瀬でD/S-3

「……本当にやるからな、いいんだな」 「うん、……一気に押し込んで」 「……『動くなよ』」 ピアッサーを握り直す。何度目なのかもわからない位置確認をして、手が震えないうちにボタンに指をかける。一思いに押し込むと、想像して…

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桜と山瀬でD/S-2

「お兄さんさぁ、Subだよね?」 「…………」 無視して通り過ぎようとするが、ニヤケ笑いを浮かべた男は尚も行く手を阻む。 「いま俺パートナーいなくてさ。お兄さんフリーみたいだし、どう?靴舐めるとかそういうハード系もいける…

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桜と山瀬でD/S-1

「さーくーらーくーん」 背後からの間延びした呼び声に、柄本が一瞬ビクリと震えてから振り向いた。遅れて俺も振り向くと、金髪を長く伸ばした、原宿にでもいそうな男が首輪とリードを手に立っていた。 「今日こそ俺に付き合ってもらう…

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